こんにちは、雪猫です(๑❛ᴗ❛๑)
スノーボードメインに始めたブログですが、すっかり食い物だらけです(;゚∇゚)
雪ないからしゃーないです。
それにしても暑いですね~
今回は、去年の今頃熱中症になってしまったお話です。
去年の7月初め、中国地方では大変な豪雨災害が起こりました。
幸い私の自宅には被害は及びませんでしたが、友人の実家が被災しました。
大雨だったその夜、一旦非難しようとした友人。
家族とともに豪雨の中を歩いたらしいのですが、進路を塞がれてまた戻ってきたとのこと。
ドアを閉めた瞬間に庭が土石流で埋まっていき、少し遅ければ巻き込まれていたかもしれません。
家の横の小さな水路が勢いを増して、無理に非難するのは危険だと判断し、震えながら2階に身を潜めていたそうです。
この家の上流では何人か亡くなられていました。
豪雨が収まってからは身内や知人達で復興作業を進めていて、私も手伝いに行ってきました。
雨が上がってからも、その地区は避難勧告が長引いて、ボランティアの方が入れない状況。
自衛隊の方とは何人もすれ違いましたが、行方不明者の捜索を暑い中必死にされているようでした。
友人宅では、庭が1mくらい土砂に埋まっていて門も開かない状態だったらしいのですが、私が行った時には大分掘り出されていました。
暑い中の復興作業は大変とのことで、午前中の作業のみです。
冬の雪かき作業には慣れています。
体力にはまずまずの自信があったので、どんときんしゃい!て感じでした。
ただ、暑いのは苦手で少しだけ不安でしたが。
普段は、職場でも家でも移動中の車の中でも冷房が効いています。
体がちゃんとついていくかな?
まあ、でも大丈夫だろうと。
熱中症対策は万全でした。
・麦わら帽子
・経口補水液
・体を冷やすための凍らせたペットボトル
・塩飴
・体にぶら下げる扇風機
・首元には冷凍保冷剤を巻く
など。
初めは庭の土を一輪車を使って外の小川に運ぶ作業。
炎天下の下ではなく、屋根から布を張って日陰にした常態での作業でした。
その時も熱中症にならないよう、数分おきに休憩して水分を補給。
その後は、家の中での作業です。
室内に残っている床の土などを掃きだして、濡れたタオルで拭いていきました。
屋根の下で室内に扇風機も回されていて、自分の首元からも体に向けて扇風機を回していました。
もちろん、休憩をしながら。
水分もちゃんと取っていたし、塩飴もなめていました。
特にしんどいとは思いませんでした。
作業はお昼前には終了。
玄関先で休憩をしていたときに、少しだけ体のだるさを感じました。
ほんの少しだけ。
作業をして疲れたせいだと思っていました。
その後、被害の大きかった近くの土石流跡まで行ってみました。
これが失敗だったと思います。
友人はこの現状を知ってほしいと、その日もメディアの取材に快く応対していました。
私も何か力になれることはないかと思い、1年以上アップしていなかったフェイスブックに現状を投稿することにしました。
その為には一番被害の大きな場所の写真が必要だと思ったのです。
少しだるいなと思いつつ、麦わら帽子、扇風機、首に冷凍保冷剤、水分が入ったペットボトルを持参して炎天下の中を歩きました。
近かったのでほんの少しの距離ですが。
車も埋まっていて、ひどい状態でした。
ここには川が流れていたのですが、車も流されて丸ごと埋まり土しかありませんでした。
行き場のなくなったその川は、横の道路を流れていました。
そんな現状の写真を撮影して、家に戻りました。
そして、戻っている途中に、みるみる気分が悪くなったのです。
あわてて経口補水液をがぶ飲みし、首に凍らせたペットボトルを当て、両脇に冷凍保冷剤を挟んで、玄関先で横になっていたのですが、全然回復しない。
これはいよいよヤバイと思い、被害の及んでいない2階のクーラーの部屋に移動させてもらいました。
体を冷やせばなんとかなるだろうと思っていたのですが、全然だめでした。
頭はガンガン、吐き気も収まらず、2階の窓から外へもどしてしまいました。
ごめんよ、友人orz
その後も、何度もトイレでもどしては2階に上がり横になるの繰り返し。
せっかく飲んだ水分も全部出ていきます。
熱中症の度合いは1~3段階あるみたいですが、2段階目だったと思います。
クーラーの部屋が無かったらやばかったかもしれません。
幸い友人と2人で手伝いに来ていたため、自宅まで送ってもらい無事に家には辿りつけました。
熱中症って、その日にぱっと治るものじゃないんですね。
その後1週間くらい、体はふらふら、地面も揺れて体調が悪かったです。
今思えば、最初の異変に気付いた時に外に出なければよかった。
対策を万全にしていても、普段冷房の中で過ごしている体はいきなり対応してくれない。
少しでも兆候があれば、早めに対処しないと一気に病状が悪化してとても危険だと感じました。
自分は大丈夫だと過信してはいけませんね。
皆様もお気をつけくださいませ。。
そして、災害はどこにでも起こるものだと実感しました。
30年、50年、100年、それ以上平穏に暮らしてきた場所では、まさか自分の家が被災するとは思わないですよね。
去年や今までの災害もそう。
避難勧告や指示が出ていても、家の中でじっとしていれば大丈夫だろう、その方が安全だろう、などと思った方も多いんじゃないかなと思います。
異常気象が普通になってきた現在では、昔を基準にしすぎてはいけないなとつくづく感じました。
ちなみにうちの実家は、昔台風の時に川の水が大暴れして、家の横50cmまで道路ががっさりえぐられた経験があります。
山から転がってきた1mほどの岩が小さな川を塞いだのです。
家が傾くギリギリセーフで難を逃れました。
その経験があるので避難指示が出たら迷わず学校や安全な親戚宅へ非難します。
迷っていたら命が危険です。
こちらも他人ごととは思わず皆様お気をつけくださいませ。。
以上、つぶやき?(おっきなつぶやきだな)でした。